スパイダーマン映画が数年を経てのリブート制作。
基本的な設定やストーリーはサム・ライミ監督版の三部作と同じですが、監督や俳優の演技によりよく差別化されています。
前シリーズと比較してスピーディなアクションが魅力です。
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目次
映画「アメイジング・スパイダーマン」の概要
公開年
- 2012
あらすじ
少年時代に両親に捨てられ、ベンとメイの伯父さん夫婦に育てられた落ちこぼれの高校生ピーター・パーカーの物語。多くのティーンエージャーと同じく、ピーターも自分が何者で、なぜ今のようになったのかを知ろうとする。
「アメイジング・スパイダーマン」のキャストは？
監督
- マーク・ウェブ
脚本
- ジェームズ・ヴァンダービルト
- アルヴィン・サージェント
- スティーヴ・クローヴス
キャスト
- アンドリュー・ガーフィールド
- エマ・ストーン
- リス・エヴァンス
- デニス・リアリー
- マーティン・シーン
- サリー・フィールド
- イルファン・カーン
- キャンベル・スコット
- エンベス・デイヴィッツ
- クリス・ジルカ
- マックス・チャールス
- C・トーマス・ハウエル
作品のおすすめ度
★★★★☆
映画「アメイジング・スパイダーマン」感想
前作から約5年のときを経て、シリーズのリブート実写化1作品目となる今作。
基本的なストーリーはサム・ライミ監督が描く前シリーズとほとんど同じですが、それをふまえても退屈させない作りとなっていました。
主人公を演じるアンドリュー・ガーフィールドやヒロイン役のエマ・ストーンの演技もありコアなファンの中で人気のシリーズ作品となっています。
クモに噛まれパワーを得て育ての親の叔父さんを失う、といったスパイダーマンの誕生譚のストーリーはそのままに、ヒロインがMJではなくグウェンであったりヴィランが新登場のトカゲ人間・リザードであったり独自の変更が加えられていました。
撮影技術の向上や監督の変更により、スパイダーマンの描き方も大きく変化。
特に大きい変更点としてはピーターの性格でしょう
前シリーズのピーターも原作から引き継いだ「マスクをしている間はおしゃべりになる」「戦闘中によくしゃべる」といった特性を持っていましたが、今作のピーターはその点が更に強化。
マスクをしている間、画面に映るたびに軽口をたたきます。
最新の撮影技術を用いたスピーディなアクションシーンも相まって、「軽口を叩きながら奮闘するルーキーヒーロー」といった印象が一層強くなっており感情移入しやすいキャラクターとなっていました。
エマ・ストーン演じるヒロインのグウェンも新鮮で、今作ではオタク要素が大分薄まったピーターとの恋愛を中心に描いていました。
グウェンやその家族との関係・因縁も当シリーズでは中核をなす大きなポイントとなっています。
焼き直しとも言えるような王道のシーン展開となる今作ですが、その中でもファンの心に残るシーンは多く描かれます。
特に支持されているのが、ヒーローものの王道とも言える、「序盤に助けた一般人に終盤で助けられる」といったもの。
前シリーズでも屈指の人気だった2作品目の電車のシーンしかり、ご当地ヒーローであるスパイダーマンがニューヨークの市民を助けそして助けられる姿は何度見ても感動できます。
今作ではそこに強く焦点をあてて描いていたためより感動できるものとなっていました。
今作のみですと実写スパイダーマンの焼き直し感が強いのが正直なところ。
次回作もふまえると丁寧に伏線が張られている作品ですので、次回作の視聴もあわせておすすめいたします。
映画「アメイジング・スパイダーマン」を見る方法
映画「アメイジング・スパイダーマン」は、U-NEXTに登録することで視聴することができます。
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まとめ
より美麗に・よりスピーディに・より派手に。
リブートされたスパイダーマン映画ですが、今作だけで見ると少し盛り上がりに欠ける点もありました。
次回作「アメイジング・スパイダーマン2」もあわせての視聴をおすすめいたします。
良い週末を！
